こんにちは、Yurikaです!
母が日本からEMSで送ってくれた荷物。イギリスに届いた際にVATが発生し、追加で費用を支払う事態となりました。
前回の記事では、なぜVATが発生するのかと、VATが発生した場合の支払い方法について紹介しました。
この厄介なVAT、実は返金を申し立てることができます。
そこで今回は、私が実際に返金に成功した申し込み方法とタイムラインについてシェアします。
今回の請求額
今回、母親が日本から送ってくれたEMSの総額は¥14,800(約£92)でした。そこから
- Import VAT: £17.22(約¥2,800)
- Clearance Fee: £12.00(約¥1,950)
合計で£29.22(日本円で約¥4,735)の費用が発生しました。
¥14,800のうちのほとんどの金額を占めたのが、日本人形。
一方で、この日本人形は30年以上前に購入したもので、いわゆる中古品かつ商用目的ではありませんでした。
そこで、この日本人形が価値が実際には申告した金額よりもずっと低いことを申請し、VATの返金を試みました。
返金の請求方法
ざっくりとしたステップとしては
- 専用フォームに必要事項を記入
- 補足資料の作成
- 指定の宛先に送付
となります。
フォームをダウンロード
VATの返金申請は、
UK.GOVから「BOR286」フォームをダウンロードして行います。
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このフォームに沿って必要事項を記入していきます。
その他必要な書類
その他、申請にあたって必要な書類は、フォーム内に記載があります。
- Customs black and white charge label (stuck to the outside of your parcel and shows the breakdown of the charges)
- Customs declaration form (also stuck to the outside of your parcel and filled in by the sender)
- Invoice or receipt or other evidence of value (such as eBay page or PayPal receipt) of the goods
が必要です。
ということで、荷物に貼られている「Charge labal」、「Custom declaration form」、「Invoice」を準備しました。
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補足資料
フォームには、
Please note that we cannot accept incomplete forms or those that do not include the required supporting evidence.
との記載があったので、Supporting evidenceとしてA4サイズの補足資料を作成しました。
補足資料には、日本人形が中古であることがわかるような写真複数枚と、今一度、この返金が適当であること(日本人形は中古で、本来の価値は申告の金額よりも低いこと(具体的にいくらに匹敵するかの金額も記載しました)、故に、荷物の総額は£39を下回ること)を記載しました。
なお、補足資料もモノクロで印刷しましたが、問題なく返金されました!
これら全ての書類を封筒に入れ、指定の送り先(Border Force, Coventry International Hub, Siskin Parkway West, COVENTRY, CV3 4HX)に送付しました。
レターで受理の連絡がくる
資料を送付後、約1週間ほどで、「あなたの申し立てを受理し、返金をします」旨のレターが届きました!
返金の対象になるのはVATのみ
私が実際に支払ったのは、
- Import VAT: £17.22(約¥2,800)
- Clearance Fee: £12.00(約¥1,950)
合計で£29.22でしたが、Clearance Feeは返金対象外のため、VATの£17.22のみが返金されました。
レターを受け取った約5日後に、指定の銀行口座に振り込まれました。
以上、VATの返金申請方法について紹介しました。
資料を作成する手間と、書類を送るPostageがかかりますが、VATの金額が高額な場合はトライする価値があると思いました!お役に立てば幸いです:)