こんにちは、Yurikaです。
2023年4月に、無事に息子を出産することができました。
この記事が書けるのも、息子が無事に生まれてきてくれたから。
私の妊娠生活は、妊娠前から出産までトラブル続きで、息子が生まれるまでは周囲にも妊娠を黙っていたほど、最初から最後まで不安な日々でした。
ですが、息子が生まれてきてくれた今、同じような不安を抱えている方の一つの参考になれば、と、私の妊娠から出産までについて書きたいと思います。
子宮筋腫が見つかる
日本で会社員をしていた当時、年に一度の健康診断で、子宮筋腫があることがわかりました。
当時は「小指の爪の大きさくらい」と言われ、妊娠を望むのであればしっかりと経過観察するようにとのことでした。
子宮筋腫というものを知らなかった当時の私は、何かとても怖いもので、妊娠できない身体なのかも、ととても不安になったのを覚えています。
ですが、子宮筋腫自体は全く珍しいものではなく、全てが悪さをするものではないということを知り、そういうことであれば様子をみよう、と、特に積極的な治療はせずに放置していました。
筋腫の数が増える
「半年に1回は検査を受けてください」と言われていたのにも関わらず、気持ちが向かず、また、特に症状がなかったことから、結局毎年1回の健康診断の際にだけ健診を受けている状態が3年ほど続きました。
毎年、筋腫が徐々に大きくなり、小指の爪だったものが親指サイズに、そして、鶏の卵ほどにと、どんどん大きくなっていきました。
また、一つだけではなく複数の筋腫が見つかるようになりました。
頭の片隅ではいつも「このままでいいのかな」「妊娠できるのかな」といった不安が常に付き纏っていたものの、痛みや不正出血、経血が多いなどの症状は全くなく、生理周期も安定していたこともあり、そのまま特に治療をすることもなく放置を続けていました。
生理がおかしくなる
そんなある日。シンガポールに移住して1年弱が経った頃でした。
いつも非常に安定していた生理がおかしくなりました。その月の生理は、非常に少量の出血が数日続き、そこからいつもよりも多い出血があり、その後ダラダラと少量の出血が数日続き、通常よりもずっと長く続きました。
生理はストレスなどの影響も受けやすいと聞いていたので、まぁそういうこともあるのかな、と様子を見ることにしました。
しかし、その次の月もいつもと違う生理だったので「いよいよ子宮筋腫が手遅れになってしまったのかも…」と思い、病院で検査を受けることにしました。
MRIを受けることに
検査の結果、筋腫のサイズがかなり大きくなっている(1番大きいもので7cmほど)とのことで、MRIを受けることになりました。
当時、夫(当時はまだ結婚していませんでした)はイギリスに長期帰国、コロナでシンガポールに帰ってくることができない状況で、もちろん家族は日本に。シンガポールで一人、不安と恐怖で心細い思いをしたのを覚えています。
基本的にとても健康体な私は、MRIなんてもちろん初めて。造影剤で吐きそうになるのを必死に耐えながら、なんとかMRIを終えました。