こんにちは、Yurikaです。
イギリスで妊娠生活を送ること約1ヶ月。
妊娠30週あたりから、体の痒みが増してくるようになりました。
病院で症状について相談したところ、血液検査を勧められ、結果、妊娠性胆汁うっ滞と診断されました。
胆汁うっ滞については、情報や体験談が非常に少ないと感じたので、私の経験をシェアしたいと思います。
同じ症状に悩む方の一つの参考になれば幸いです。
謎の痒み
妊娠30週頃から、体の痒みが気になるようになりました。
当初は、お腹が大きくなることによる皮膚の伸びや、乾燥による痒みだろうと、とにかく保湿をこまめに頑張っていました。
ところが、お腹周りだけではなく、不思議なことに足の裏の痒みが気になり出しました。
冬で厚手の靴下を履いていたこともあり、蒸れてしまったのかなぁなどと思いながら、蒸れないような工夫をしたりしていました。
身体も足も、蕁麻疹のような発疹はなく、肌表面はいたって普通なものの、なぜか痒い。
それでも、ケアを続ければおさまるだろうと、1週間ほど様子を見ていました。
しかし、一向に症状が改善しないため、これも妊娠中によくあるマイナートラブルの一つなのかなぁと思い、「妊娠 足の痒み」とググってみました。
胆汁うっ滞(ICP)
すると、「足の裏に痒みが出ることが大きな特徴の一つ」として、胆汁うっ滞という病名がヒットしました。
ネット上に多くの情報はないものの、
妊娠によるホルモンの変化で発症することがある、早産や死産のリスクが高まる
など、の非常にネガティブな情報ばかりで一気に不安になりました。
発症率も低く、まさか自分がこんな稀な病気にかかるわけがない、たまたま足が痒いだけかも。と思いながらも、「尿の色が濃くなる」という症状にも心当たりがあったので、数日後の健診時に相談してみることにしました。
血液検査
健診時に、痒みについて話したところ、初めは「皮膚が伸びると痒みが出るので、保湿をして様子を見てください」と言われました。
しかし、夫が「特に足の裏が痒いみたいなんです」と補足してくれところ、先生の様子が少し変わり「夜も寝れないほど痒いですか?」など追加の質問をされ、その結果、血液検査をすることになりました。
まずは調べてもらえることに安心したと同時に、危うく検査してもらえないところだったので、検査をしてほしいのであればそれをしっかり伝えないとな、と反省しました。
処方箋
その日は、アンチヒスタミンの飲み薬とメンソール入りの塗り薬を処方され、帰宅しました。
血液検査の結果
後日、病院から連絡があり、Bile acidの数値が基準値の19を超える67であったため、正式に妊娠性胆汁うっ滞(ICP)と診断されました。
次の記事では、その後の症状、治療方法についてシェアします。