こんにちは、Yurikaです!
これまでいくつかの記事に渡って、シンガポールでの結婚(Solemnization)についてシェアしてきました。
今回の記事では、Solemnization後の手続き、日本大使館での婚姻届提出、氏の変更についてシェアします。
婚姻届の提出
シンガポール式の結婚をした場合、日本でもその婚姻を有効とするためには、「婚姻届」を提出する必要があります。
シンガポール政府に認められたからと言って、自動的に日本政府にも認められる訳ではない、ということです。
コロナ禍でなければ、日本の市役所・区役所へ行って婚姻届を出すこともできますが(コロナ禍でも日本に渡航して入籍する方法があるようですが、ここでは割愛します)、私たちの場合は在シンガポール日本大使館にて手続きを行うことにしました。
婚姻届提出は義務?
日本大使館のHPによると、「外国方式にて婚姻した場合、婚姻成立の日から3ヶ月以内に届け出る必要があります」との記載があり、どうやら義務の様です。
義務であろうとなかろうと、日本でもきちんと結婚したことにしたかったのと、コロナ禍における彼の日本への渡航ビザを取りやすくするためにも、婚姻届を出しにいきました。
戸籍の筆頭者になる
日本人同士の場合、婚姻届を出すと家族の戸籍から「除籍」となり、夫が筆頭者の戸籍に入ることになります。
一方、夫が外国籍の場合、自分が新しい戸籍の筆頭者となり、その戸籍に彼の名前と結婚している旨が記載されるそうです。
新しい戸籍は1ヶ月半が目安
自分が筆頭者となった新しい戸籍ができるまでには約1ヶ月半かかるそうです。
新しい戸籍ができたらそれを取り寄せて、内容を確認することをお勧めします、とのことでした。
私の場合、パスポートにかっこ書きで彼の苗字を入れたいので、そのためにこの新しい戸籍が必要となります。
氏の変更も可能
私は自分の苗字を変更しないことにしましたが、苗字を変更したい場合はその場で手続きが可能とのことです。(事前に大使館に問い合わせた際には、その場で書類を頂けるとの回答を頂きました)
持ち物
婚姻届の提出に際しての持ち物は以下です。
- 婚姻届(日本大使館HPよりダウンロード)
- パスポート
- 彼のパスポートの和訳
- 戸籍謄本
- Mariage Certificate
- Mariage Certificateの和訳
彼のパスポートの和訳について、これはなくても大丈夫そうだね、と勝手に判断して持っていかなかったのですが、当たり前に必要でした。笑
各書類の書き方
婚姻届や和訳の書き方についても、日本大使館のHPに見本があるのでそれを参考にすればOKです。
わからないところは空欄にして持っていき、その場で大使館の方に聞きながら埋めました。
10分ほどで終了
書類さえ全て揃っていれば、10分もかからず終了します。
日本大使館は要予約
コロナ禍ということで、在シンガポール日本大使館は要予約制となっています。
私は、メールで予約を取りました。
婚姻届の提出は一人でも行える様ですが、私は彼と一緒に行きました。場所は、Nassim Roadという超高級住宅街の一角です。
どの窓口に行けばいいのかやや迷いましたが「パスポート・各種証明書・その他領事サービス」という案内のある部屋に行けばOKです。
以上、国際結婚は色々手続きが多いですが、このプロセスも楽しんでいきたいと思います!