こんにちは、Yurikaです!
今回は、日本帰国を機にシンガポールのコンドを完全退去した際の経験についてシェアします。
本帰国などで、シンガポール島内の引っ越しではなく国外に出国する際の参考になれば幸いです:)
やることリスト
引っ越しに際して行ったことはざっくり以下です。
- エージェントに退去希望日を告知
- ユニットのクリーニング
- カーテンのクリーニングエアコンのクリーニング
- SP Service(水道・電気)の解約申し込み
- Wifi・スマホ解約申し込み
- いらない家具などを売る(以外に重要)
また、必要に応じて引っ越し業者のアサインも必要となります。
私たちの場合、もともと荷物がそれほど多くなかったため、2人合わせて大きめのスーツケース4個、機内持ち込みのスーツケース2個、リュックにつめて全て日本へ持っていきました。(JALの国際線の場合、通常のエコノミークラスでも↑の荷物量であれば追加料金なしで搭乗できました)
ここからはそれぞれの詳細や費用について紹介します。
エージェントに退去日を報告
シンガポールで家を借りる場合、2年契約が一般的です。(私の場合交渉して1年にしてもらいました)
多くの場合、契約を更新したい場合も更新しない場合も1ヶ月前にエージェント(オーナー)に伝えるというのが一般的です。
※ちなみに、契約を更新したい場合はその意思を早めに伝えることがおすすめです。万が一更新ができない場合、次の家を探すのに時間がかかって一時的に家がない…という事態も。
今回の引っ越し(帰国)は、契約の更新のタイミングより1か月ほど遅かったため、エージェントに交渉をし契約期間を1ヶ月伸ばしてもらいました。
延長した1ヶ月分の家賃は値上げされてしまいましたが、延長自体は意外にもすんなり受け入れてもらえたのでホッとしました。
クリーニング関連はCarousellで
シンガポール島内に引っ越しをする場合でもそうですが、ユニットを退去する場合には「ユニットを綺麗にして返す」というのが基本です。
そのため、
- ユニット全体
- エアコン
- カーテン
のクリーニングが最低限必要となります。
前回の引っ越しの際には初めてだったこともあり、エージェントに全てアレンジしてもらいましたが、今回は2回目ということもあり、コストを抑えるためにCarousellで安い業者をアサインしました。
Carousellには色んなサービスが
これまでのブログでも何回か紹介してきましたが、シンガポールではCarousellというプラットフォームが非常にメジャーです。
日本で言うとメルカリのような感じで、洋服や家具などの中古品や新品を個人間で売買するサービスですが、実は「物」だけではなく、「サービス」も充実しています。
価格や口コミを見ながらいくつかの業者にメッセージを送り、条件が合う業者にお願いしました。
クリーニングにかかったコスト
価格と口コミのバランスで探した結果、以下のコストがかかりました。
ただ、ユニットのサイズやカーテンの枚数によっても価格が大きく変わるので参考までにご覧ください。
ユニット全体のクリーニング:$150
エアコンクリーニング(2台):$50
カーテンクリーニング:薄いデイカーテン1組だけ、状態もかなり綺麗だったので自分達で洗濯しました。
電気・ガスの解約
私の場合、SP Group Serviceにて電気と水道を契約していたので、解約(アカウントの閉鎖)を申し込みました。
次もシンガポール内に引っ越しする場合はアカウントの閉鎖ではなく引っ越しのオプションがありますが、今回の場合はシンガポールから出国するためアカウントの閉鎖の申し込みとなりました。
手続きはシンプルで、アプリから電気・水道を止めたい日を指定すればOKです。(ほとんどの場合立ち会いは必要ありません)
デポジットが返ってくる
アカウント開設時に支払った$500のデポジットから、最終の請求額が差し引かれた額が返金されました:)
Wifi・スマホの解約
Wifi、スマホ共にSingtelで契約していたのですが、スマホは継続して使用したかったため、Wifiのみオンライン上から解約の手続きをしました。
Wifiの解約については、申し込みできる期間が限定されていた(早すぎる申し込みや直前の申し込みはできない)ので、事前に申し込み期間を確認することをおすすめします。
必要のない家具などを売る
使えるものを捨てるのはサスティナビリティに反するので、まだ使用できるものについては
- Carousell
- Facebook Market
- Facebookの日本人グループ
などを駆使してでできるだけ販売しました。
大きいゴミは有料の場合も
もともとはリサイクルが目的で販売しましたが、後々分かったこととして、コンドのダストシューターなどに日用品を捨てるのは違反のようで、売り切れなかった一部のものをダストシューターに捨てたところ、後日違反金を請求されました。
ゴミの分別がほとんどなく、なんでもかんでもダストシューターに入れるシンガポールですが、以外にダストシューターの中もチェックしていて、こういうところは厳しいんだな、、と。
そのため、できるだけ家具を売る(タダでも引き取ってもらう)というのはコストを抑える上で意外に重要なポイントです。
ユニットに残す場合も要相談
また、良かれと思って(次の人が使えると思って)ルーフトップに残した棚についても、「引っ越しまでに自分で処理すべきもの」とみなされて破棄代を請求されました。。
自己判断せず、事前にエージェントなどに相談することをおすすめします。
家賃のデポジットが戻ってくる
Hand Overを無事に終えると、家賃のデポジットが返ってきます。
私たちの場合は、上記の違反金や修繕費などを含めた額が計$300ほどに膨らんでしまい、その額が差し引かれた額が返金されました。
実際にかかったコスト
ということで、クリーニングにかかった費用は合計$200だったものの、違反金という予期せぬ支出が発生する結果となりました。
一方で、デポジットで返ってくるお金があることもポイントです:)
これから引っ越しを計画している方は、ぜひCarousellやFacebookを活用してお得に引っ越しをアレンジしてください:)