こんにちは!@triathlete_yurikaです。
前回の記事では、物件選びのパートナーとなるエージェントについて解説をしました。
前回の内容は、一般的な内容だったので、この記事では実際の私の体験談をシェアします。
私の場合
私が初めて物件選びをした時の話をもう少し詳しくシェアします。
エージェントはつけるの一択
私の場合、初めての海外での一人暮らしということもあり、ほぼ迷わずエージェントをつけることにしました。
コミッションフィーは決して安くはないですが、安心安全に越したことはないという考えでした。
幸い、知人づてに非常に信頼できるエージェント、Mr.Royと出会うことができました。
メリット1:圧倒的時短
自分で事前にProperty Gruでリサーチし、内見したい物件を伝えるともに、Mr. Royが私の好みに合わせていくつかの物件をリストアップしてくれました。
自分でもそれなりに検索したつもりでしたが、ノーマークな物件もいくつかあり、さすがだなと思ったことを覚えています。
噂では、エージェントのみが閲覧できる物件もあるようで、そういう物件に出会うことができるのもエージェントをつけるメリットです。
また、リストアップした物件を1日で内見できるようにもアレンジもしてくれました。(さすがすぎる)
(エージェントをつけない場合は、リストアップも、内見のアポイントも、全て自分で行う必要があります。体力と時間と根気がいります。)
メリット2:自分よりもしっかり見極めてくれる
一人暮らしの経験は過去にあるものの、いざ内見をするにあたってどんなポイントを見ればいいのか、全然わかっていませんでした。
特にシンガポールの物件は日本の物件とは異なる部分が多く、「ここはしっかり見ておくべき!」というポイントを一緒に確認してくれたこともとてもありがたかったです。
Mr.Royが見つけてくれた不備はたくさんあり、その不備をどうやって修理するかまで全て手配してくれました。
自分一人では気付けなかった&その後の対応も大変だったと思います。
メリット3:交渉してくれる
日本語ですら交渉が苦手な私にとって、家賃をはじめ、様々な条件を交渉してくれたことも大変ありがたかったです。
ここまではオファーできるけど、これ以上は以上はしない方が良い、など、熟練の感覚が光っていました。
(2回目の物件探しはMr.Royなしで挑んだのですが、いかにMr.Royがうまく交渉してくれていたのかを痛感しました。)
メリット4:安心。。
シンガポールは、契約書が命!というくらい、契約書の効力が非常に強いです。
契約書に書いてある、書いてない、が(当たり前ですが)全ての判断基準です。
そのため、契約書をよく見ずにホイホイサインすると、後々痛い目にあいます。(まだあったことはないですが)
賃貸契約書(Tenancy Agreement、通称TA)には難しい単語や難しい表現が並んでいて、読み込むだけでも1時間はかかりましたが、意味不明な点は丁寧に解説してくれて、安心して契約に至ることができました。
守ってくれる
Landlord側のエージェントは、私とLandlordを仲介してくれる存在でありながらも、結局はLandlordにメリットがあるように動きます。(だってLandlordからコミッションもらうんだもん、そうだよね)
なので、諸々の条件や契約書の内容も、基本的にはLandlordが有利な内容になっています。
ですが、そこをできるだけ私に不利がないように交渉してくれたのもMr.Royです。
こういう表現をすると、Landlordが悪魔のように聞こえますが、決してそういう訳ではなく、一般的なTAでは、大家さんも借りる側の私たちもお互いに権利が守られるような内容になっています。
メリット5:バシッと決めてくれる
2回目の物件探して、Mr.Royなしでぶち打ちあった壁として「めっちゃオファー蹴られる…」ということ。
「Yurikaのオファー通ったよ〜」と言われ、こっちとしては安心していたところ
「他のテナントに決りました。」
なんてどんでん返しを食らうことが普通にありました。
物件にもよりますが、基本的にはライバルがたくさんいると思って下さい。
Landlordは複数の候補者を同時並行で進めているので、最後の最後でどんでん返しに合うことがざらにあります。(Mr.Roy曰く、TAに両者がサインするまでは一切気を抜いてはいけない、とのこと。)
ゆっくりのんびり交渉やってる場合じゃない!ってことですね。
この辺り、いかにライバルに取られずにスムーズにTAのサインまで持っていくか、ここもエージェントの腕の見せ所、私たち素人にはできない部分です。
メリット6:アフターフォロー込み
これは、契約時よりもある意味で重要なポイントでした。
例えば、シンガポールでは3ヶ月に1回エアコンクリーニングを行うことが義務付けられています。
全てが初めての私にとって、「どうやってするのでしょうか・・?」という状態な訳ですが、ここも全てMr.Royがアレンジしてくれました。
私がすることといえば「Hi, Roy-san!エアコンのクリーニングしなきゃいけないだけど、どうしたら良いのかな?」とメッセージするくらい。
エアコンクリーニングも、業者によってサービスに雲泥の差があり(本当に。)、信頼できるクリーニング業者に当たらないと、結局困るのは自分です(エアコンのトラブルは少なくないです)。
そういったところも含め、自分にはないツテをフォローアップしてくれる点も大きなメリットです。
エアコンクリーニングはかなり一般的な行事ですが、私のユニットに生じたのが「壁のカビ」というトラブル。
これこそ、私一人だったら「どこに連絡すれば・・・!!」状態でしたが、こういったケースにもしっかりと対応してくれました。
マイナーリペアを払ったことがない!
シンガポールの一般的な契約では、物件の不具合について規定する「Minor Repair」という項目があります。
修理費用に$150以上かかる場合、$150まではテナントが支払い、それ以上の金額はLandlordが支払う、といったものです。
私の場合、壁のカビを除去するのにそれなりの金額がかかりましたが(カビの発生は私に落ち度があった訳ではないため)Mr.Royの交渉によって私は一銭も払わずにすみました。
Mr.Royには普段からとても感謝していたものの、2回目の物件探しでMr.Royを通さなかったことにより、より彼のありがたみを実感しました。
エージェントをつけるのにはお金がかかりますが、誠実なエージェントに出会うことができれば、コミッションを払う価値はあります。
特にシンガポールが初めての方で、少しでも不安がある方は、勉強&安心料としてエージェントをつけることをお勧めします!