こんにちはYurikaです。
前回の記事では、シンガポール在住の私たちがどこの国で結婚するのが良いかについて、3つの国(イギリス・日本・シンガポール)の条件を比較しました。
今回の記事では、シンガポールでの結婚に際しての必要な手続き・手順についシェアします。
外国人はシンガポールで結婚できる?
シンガポールでは外国人同士の結婚も認められていて、実際に私の友達にも外国人同士でシンガポールで結婚したカップルが複数います 🙂
私たちの場合、お互いにWork Pass Holderのため、PassportもしくはNRICでの登録が可能でした。
短期旅行者の場合も、一定の条件を満たせば結婚が可能のようです。
Solemnizationを行う必要がある
日本では、入籍の手続き自体はごくシンプルで、市役所に行って書類を提出することで入籍可能ですが、シンガポールでは書類だけでは婚姻関係が認められません。
シンガポールでは、国に登録された「Solemnizer」によって、2人のWitnessとともに「Solemnization」を行うことによって、婚姻関係が認められます。
Solemnizationとは?
Solemnizationとは、日本で言うといわゆる結婚披露宴の前にある「結婚式」のようなものです。
神父さんの前で結婚を誓い、指輪交換や誓いのキスをするのと同じような形で、Solemnizer」の前で結婚を宣誓し、指輪を交換して(optional)書類にサインをします。
このサインがROM(Registry Of Marriages)に受理されることで、正式に結婚が認めれられます。
「結婚式」を想像すると、やや大掛かりなイメージがあるかもしれません。
ですが、日本の結婚式のように家族・知人を呼んで盛大にSolemnizationを行うカップルもいれば、私たちのように、必要最低限の5人でこじんまりと行う場合もあります。
21日以上前にNoticeが必須
このSolemnizationですが、明日や明後日にできるものではありません。
Solemnizationを行うためには、ROMに事前に申請(Marriage Application)をする必要があり、Marriage Application申請完了後から最短で21日後に執り行うことができます。
Marriage Applicationには結婚する本人の個人情報だけではなく、Solemnizationにまつわる情報も入力が必要となります。
そのため、Applicationを申請する前までに必要な情報を確定させる必要があります。
場所は自由
Solemnizationを行う場所は、基本的に自由です。
ROMにて執り行うこともできれば、いわゆる結婚式場のような専門施設や、自宅でもOKです。(私たちは自宅のルーフトップで行いました)
コロナ禍ではOnlineでのSolemnizationも可能です。
Solemnizerの予約が必要な場合も。
Solemnizationを執り行ってくれるSolemnizerも手配が必要です。
SolemnizationをROMで行う場合は、自動的にSolemnizerを振り当ててくれるようですが、ROM以外で行う場合は自分達で手配をする必要があります。(詳しくは別途記事で紹介します)
2人のWitnessesが必要
また、Solemnizationを行う際には、Solemnizerと合わせて二人のWitnessesの登録・同席が必要となります。
基本的にはパスポートを持っている人であれば誰でもWitnessとして登録できるようです。
私たちの場合は、お互い一人づつ親友を選び、お願いしました。(一人はスウェーデン国籍、もう一人はフィリピン国籍で、二人ともWork pass holderでした。)
Marriage Applicationの際に、Witnessの個人情報も必要となってくるので事前に準備が必要です。
結婚登録料
シンガポールでは、結婚登録が有料です。
外国人同士の結婚の場合は$380の結婚登録料がかかります。(どちらか一人がシンガポールであれば$42)
Marriage Applicationを申請する際にクレジットカードで支払います。
日本大使館での届出も忘れずに
シンガポール式の結婚をした場合、そのままでは日本での結婚としては認められません。
在シンガポール日本大使館にて「婚姻届」を提出することで、日本でも正式に婚姻として認められます。
以上が、シンガポールで結婚登録するための基本的な内容です。
次の記事では、具体的な手続きの手順についてシェアします。